はじめに: レイキなどの一部の「エネルギー医学」療法は有効性の証拠を示し続けていますが、根本的な作用機序はまだ不明です。 考えられるメカニズムを明らかにするために、定性分析と定量分析を使用したこの探索的な混合法研究では、次のことを調査しました。 1) 予見者、つまり、微細なエネルギーとされるものを認識できるようにする技術の訓練を受けた個人の観点から、エネルギー医学セッションはどのように機能するか、 2) これらの観察の中に、参加者の主観的な痛みの変化と相関するものはありますか?
方法:1人の予言者が、慢性的な手や手首の痛みを経験している参加者に17人の実践者によって提供された30分間のエネルギー医学セッション中の観察を報告しました。 データは帰納的アプローチを使用してコード化され、続いてテーマ別および記述的分析が行われました。 コンテンツ分析を使用して、各コードが予見者によって言及されたかどうかを各参加者に割り当て、コードごとに 1 つずつ、119 個のバイナリ変数を生成しました。 これらのバイナリ変数と、エネルギー医学セッション後および 3 週間後の参加者の疼痛スコアの変化との関係が、線形回帰モデルを使用して調査されました。
結果: 定性的テーマ分析により、予言者のメモから 6 つの主要なテーマが特定されました:「実践者の経験」、「参加者の経験」、「空間とその他の存在」(エネルギー医学セッションが行われた物理的空間の性質を指します) およびセッション中に存在する表向きの非物理的存在)、「参加者と実践者の関係」、「治癒プロセス」、および「エネルギーの属性」。 使用されたエネルギー医学の方法は、各個人のニーズに対する実践者の認識に応じて、参加者ごとに異なりました。 線形回帰モデルは、痛みのスコアの変化と、エネルギーの色、施術者の接触、セッションをサポートする表面上の非物理的存在の存在などのさまざまなコードとの間に有意な関連性をもたらしましたが、それらの重要性は多重比較の補正後には持続しませんでした。
考察: エネルギー医学のメカニズムを調査する将来の研究では、予見者による認識を結果の尺度に含めることが有益になる可能性があります。
原著
A case study of extended human capacity perception during Energy Medicine treatments using mixed methods analysis.
Wahbeh H, Niebauer E, Delorme A, Carpenter L, Radin D, Yount G.
Explore (NY). 2021 Jan-Feb;17(1):70-78.